「エンジンのかけ方がわからない」
あの時の父の言葉はショックでした。
警察官として強く大きな存在だった父が、急に小さく見えた瞬間。
「これから私が父を支えなくては!」と強く思った出来事です。
認知症は他人事ではないというのはわかっていましたが、
まさか金融機関の口座が凍結されて引き出せなくなったり、
実家の処分ができなくなるとは知りませんでした。
そこで知ったのが「家族信託」です。
父に代わって長女である私の権限で財産管理ができる。
そんな家族信託の相談をしたくて、ある日司法書士事務所を訪ねました。
30分の無料相談でしたが、「安心」という言葉とは程遠い、
何かこう不快感で事務所を後にしました。
とにかくその先生の言葉が難しくてわかりづらいし、質問もしにくい。
何より、何故あれほど上から目線で話をされるのだろうか?と衝撃に近い感覚でした。
他の専門家に聞いてみようと、別の行政書士や弁護士を訪ねたものの
「この先生にお願いしたい」と思えない違和感。
もっと同じ目線で相談にのってくれる人はいないのだろうか?という想いから、
自分で家族信託コーディネーターの道を選ぶこととなりました。
その後、父は脳梗塞を患い、
その後認知症を発症してしまいましたが、
判断能力があるうちに手を打って良かったと思っています。
父が家族の為にコツコツ貯めてきたお金を、
成年後見制度で他人に管理される事態にならなくて良かった。
私は弟との二人きょうだいです。
弟も両親のことをとても気にかけてくれていますが、
男性は男性。
社会的にもまずは仕事優先で、
実家の両親の為に充てられる時間は限られています。
長女の出番!
親孝行をできる時間はあと少しです。
後悔のないように、是非あなたも今のうちに
ご両親の認知症対策に取りかかりませんか。
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